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紳士でパンク、低めで高めな年齢層

最終更新: 2020年12月23日

イギリスの文化や生活習慣からくる、この国のイメージは「紳士的」「チャリティ精神に富む」「革新性がある」「パンクに代表される反骨精神」「紅茶をよく飲む」「移民文化」などなどでしょうか。


・暴力を行使しない

・あくまで礼儀正しい


というのが特徴のXRにも、この国のまったき精神が現れているような気がします。強制的に環境問題に注意を向けさせるために、政府機関の機能を麻痺させることが目的ではあるが、決して警察官に対して誹謗中傷したり、暴力を振るったりしない。


香港で行われている中国への抗議運動では、抗議者がデモ抑圧への抵抗から暴徒化し、両サイドから負傷者が発生していて、これまでの「デモ」の黄金パターンを踏襲している。


イギリスでのXRリベリオンの規制や逮捕者の輸送・収監などの人件費や輸送費、収監に伴う警察機関への負担は、この春と秋の各2週間をまとめると約37億ポンド(約5兆円)というが、デモのイメージに付帯的なアイテム、例えば催涙弾や棍棒などは介さない。


逮捕者は春と秋で約3000人。ロンドン市内だけでは収まりきらないので、南部のブライトンなどまで輸送されたり、人力も足りず、ウェールズの警察機関から応援を頼んだり。


交通妨害や、石油依存率の高い会社などの玄関先で通行妨害をするのが主で、逮捕歴がついても仕事に影響しない、リタイアに近い年齢の層が進んでやることも多い。例えば逮捕重なる常連活動家さんは、おんとし92歳!


環境に優しい食生活をするヴィーガンも多い収監者のほとんどが、収監中の食事にヴィーガン食を希望したため、そのストックが速攻で在庫切れになってしまった、というエピソードがXRらしかった 笑


色々、特徴的なことがあるのだけど、紳士的な態度が重んじられる文化ながら、反骨精神もあってパンクを作ったイギリス。国を代表する相反要素が一つになった行動様式、とでもいいましょうか。


以下の写真は、私の撮影ではなく、XRメンバーに配布されたある写真家さんの作品。ご自由にお使いください、ということで、とても素敵に撮れているのでご紹介します。



若い世代からの支持があって、結構ロック・パンクっぽい子も多いかも↑


オレンジのベストの人はXRの一部を成す「記録係」。逮捕が執行される現場には必ずいて、逮捕者の氏名、警察の逮捕執行者の氏名・所属、連行署などの記録を取り、経過を追う。警察官ともあくまで温和に話す。警察官はあくまで政府機関の手足として動いているので、彼らに責任はない


トラファルガー広場での1シーン。私はここにいたのだけど、この車椅子の紳士は警察官に「あなたたちに子供はいますか?彼らの将来が心配じゃないですか?」と聞いていた


ロンドンの金融街もぎっしりと埋められて。

暴力ではない「派手な行動」は強力に勧められていて、真ん中の「赤い反抗者」に代表される無言のパフォーマンスや、デザインを統一してビジュアル的に訴えるポスターや旗、ステッカーなどもたくさん擦り上げて、配る。


デイリーメイルの記事では、センセーショナルな抗議運動が、たくさんの写真で取り上げられました。


国立ポートレート・ギャラリーでのBP(ブリティッシュ・ペトロール、イギリス石油会社)をスポンサーに開催された展覧会に抗議し、裸の女性に石油に似せた黒い液体をかけるパフォーマンス。



(ガーディアン紙より)


このあと、パフォーマンスが終わると抗議参加者たち、ちゃんと片付けて、体も拭いて、雑巾で床も綺麗に拭いて帰っていったそうな(笑) えらい。


この1日前に、画家の友人が入選した展覧会だったので見にいってたんだけど、これが計画されてるなんて、ちぃ〜とも知らなかったデス。

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